3.11メモリアルネットワークについて
東日本大震災の後、被災した各地では、震災を伝える取り組みが行われてきました。
「今後災害が起こったとき、一人でも多くの人の命が助かるように。」
どの地域でも、伝える内容は違っても、根本にある思いは一緒ではないでしょうか。
3.11メモリアルネットワークは、東日本大震災の経験と教訓が未来に活かされ、災害時に命が守られる社会を目指して、多様な伝承の担い手同士が連携して新たに創り上げる「共助」のしくみです。
3県をつなぐ連携の場づくり
岩手・宮城・福島の3県を中心に、震災伝承、防災・減災活動に携わる400人・60団体以上の方に会員となっていただいています。全体会や視察など、会員同士が集まる機会が定期的にあり、立場や地域は違えど同じ目的で活動する仲間で行う活動報告や意見交換、交流は、日頃の活動にとっても役立つと感じています。
- 全体会、視察企画(岩手・宮城・福島持ち回り)
- 会員メーリングリストでの情報共有
会員による自主的な企画
「学びあい交流プロジェクト」「各地に伝承看板設置プロジェクト」といった、会員が主体となって企画をし、他の会員有志と協力しながら行う活動もあります。年に1度開催しているシンポジウムも、有志のメンバーで企画から運営まで行っています。
皆さまからのご提案、またご参画をお待ちしています!
- 学びあい交流プロジェクト(視察ツアー企画、開催)
- 各地に伝承看板設置プロジェクト
- 伝承シンポジウム開催
次世代の育成
3.11メモリアルネットワークは、未来の世代の命を守る持続的な伝承体制づくりを目指しています。若手の語り部が集まり発信、企画を行う若者プロジェクトの支援や学習機会づくりの検討を行なっています。また、基金を通じて被災した各地の震災伝承活動を継続的に支えてまいります。
- 若者プロジェクト(若者トーク等の企画、開催)
- 3.11メモリアルネットワーク基金の募集
- 研修プログラムの検討
語り部をはじめ、防災の取り組みをしている研究者、まちづくりや観光関係者教育関係者、学生、報道関係者など、多様な方々が関わってくださっています。
会員の方々はメーリングリストで情報交換いただけるほか、各地の伝承活動の現場の共有や、プロジェクト、広報のご協力、全国への語り部派遣などを、支え合って実現していきます。
3.11メモリアルネットワークの趣旨に賛同してくださる方は、どなたでもご参加いただけます。
ぜひご入会ください!