【報告】5/23(日) 震災フォーラム開催・動画公開

5/23(日)に、震災フォーラム「10年を節目にしない ここから始まる伝承のみらい」を開催しました。

新型コロナウイルス感染症の拡大により2カ月延期し、完全オンライン開催でのとなりましたが、登壇者、参加者、関係者の皆さまのご協力のお陰で、無事実施できましたこと、心より御礼申し上げます。

一部配信がうまくいかずご迷惑をおかけした場面がありましたこと、お詫び申し上げます。

5時間半ほどの行事の映像が、YouTubeにアーカイブされています。
当日ご参加できなかったという方は、ぜひこちらでご覧になってみてください。

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今回の行事では、当初予定していたステージ実演(紙芝居、甚句、絵本朗読)は実施が叶いませんでしたが、3つの分科会と全体討議、宣言をオンラインで実施しました。

配信会場の様子

▽分科会1「後悔と反省をどう引き継ぐか」では、福島県で震災を伝える取り組みをする登壇者が、自身の経験や活動、今の思いを発表し合いました。
▽分科会2「震災報道に何が求められるか」では、報道する側・される側の両方の立場から、これまでの震災報道のあり方を問い直す議論が行われました。
▽分科会3「伝承の担い手をどう育てるか」では、岩手・宮城・福島で伝承の担い手育成に携わる登壇者が、取り組み内容・成果・課題が共有されました。

分科会の後、各分科会の進行役と東北大学災害科学国際研究所所長の今村文彦氏とで「将来にわたる継続的な震災伝承に必要なことは何か?」、改めて考えを出し合い、最後に以下の「宣言文」の発表を行い、閉会といたしました。

※後日、当日の議論の内容をWEBサイトに掲載する予定です。今しばらくお待ちください。

 

宣言文

※画像をクリックすると、PDFダウンロードができます。


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今回のフォーラムは、オンライン開催ということで、全国からたくさんの方がZoomやYouTubeで参加してくださいました。
10年を節目にせずに震災を伝え続けていく課題と意思を共有でき、大変有り難く、心強く感じています。

アンケート等を通じて参加者/視聴者の皆さまからいただいた叱咤激励を活かし、今後も、こうした発信や情報共有、議論の機会をつくってまいる所存ですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。