【報告】8/11(日)「若者トークinTOKYO」を開催

7回目は東京で

3.11メモリアルネットワーク主催「若者トーク~あの日のいろんなこと」は伝承活動に取り組んでいる若者が語り合うイベントです。

2018年3月に石巻で開始したのを皮切りに、東松島、名取、気仙沼と場所を変えて6回開催(その他に非公開のトークも数回)し、今回は各方面からの要望もあり、東京での開催となりました。

前回のレポートはこちら(Facebook)

若者トークの歩み(PDF)

今回は東北出身在住、東北出身で関東在住、そしてボランティアで東北と交流している関東の若者が、司会を含め合計8名登壇しました。
前半は個人のトーク。体験談、活動紹介、メッセージを自由に発表しました。
後半は座談会形式のトーク。お互いに質問し合い、会場からの質問も受けつつ語り合いました。

変換とアップデート

被災者と支援者、被災地と未災地、取材する側とされる側、大人と子供…、あの日はよく「あちら側とこちら側」で語られます。

関東の学生が「あの日私は埼玉にいて、彼は東北にいた、ただそれだけなんだ。同じなんだ」と話しました。若者の言葉には、いろんな垣根を越えて未来へ向かう本質があります。

世の中が懸念する「風化」に対しても彼らは柔軟です。特に「変換」という言い方をしていたのが印象的でした。

ゲームや絵本などで子どもに分かりやすく伝える工夫や、大学で研究テーマにしているという事例が紹介されました。

彼らは、あの日を「変換」しようとしています。以前開催したトークでも「街づくり」や「写真」「紙芝居」「映像」等に取り組んでいる活動が紹介されました。

彼らは、あの日の衝撃や悲しみを変換し、どんどんアップデートしています。「変換」と「アップデート」は「風化」の対極と言えます。そうすることで、3.11からの日々は、過ぎ去った「過去」ではなく、未来につながる「過去」になります。

言葉が溢れ出たわけ

座談会ではどんどん挙手がありました。次々に出てくる言葉に、自分たちでも驚いていたようです。会場には若者の姿も目立ち、終了後、登壇した若者と語り合う姿も見られました。約3時間半、若者たちの言葉が溢れ続けました。

震災から8年5カ月、大人は、世の中は、そんな彼らにどれだけ向き合い、支えてきたでしょうか。
3.11メモリアルネットワークの存在意義はまさにここにあります。
彼らが饒舌だったのは、ふだんの個別の活動と違ってあの日を語る若者に囲まれていたからです。

点が線に、そして網状になることで、安心して想いを語ることができます。ネットが受け止めてくれるのです。

そして、その趣旨をご理解いただき、多大なサポートをしてくださったJTの皆様に、深く感謝申し上げます。


今回の開催を経て、若者プロジェクトのメンバーから問題提起がなされ、若者とメディアが語り合う企画を行うことが決まりました。
「どうしたら伝わるか」。お互い「伝える」立場として、ともに、継続して考えていきたいということで、11/23(土)に仙台で、対話の企画が実施される予定です。
現時点では、時間や会場等詳細は未定ですが、決まり次第、お知らせいたします。

 

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