2021年伝承活動調査報告書を公開しました

公益社団法人3.11メモリアルネットワーク(旧3.11みらいサポート)では、東北の伝承活動の現状と課題の共有、防災・減災活動の活性化を目的に、2017年より「東日本大震災伝承活動調査」を行い、報告書を発行しています。
※昨年版 ブログ:2020年東日本大震災伝承活動調査報告書(旧3.11みらいサポートWEBサイト)

この度、2021年12月までの岩手・宮城・福島での震災伝承活動の状況を調査した報告書を公開いたしました。
ご協力をいただきました震災伝承施設、伝承団体の皆さまに、改めて感謝申し上げます。

本報告書を通じて、東日本大震災被災地における11年間の伝承活動の変遷や新型コロナウイルス流行に対応する新たな取り組み、今後の課題等を多くの関係者と共有することで、災害で命が失われない社会に向けた議論と実践がさらに活性化することを願っています。
 

概要

【名称】 2021年東日本大震災伝承調査報告書
【発行者】 公益社団法人3.11メモリアルネットワーク(旧3.11みらいサポート)
【協力】 東北大学災害科学国際研究所 佐藤翔輔准教授
※復興庁の補助制度「被災者支援コーディネート事業」、公益社団法人Civic Force「NPOパートナー協働事業」により調査を実施いたしました。
※以下のボタンを押すとPDF(約2.7MB)が表示されます。

2021年報告書PDFダウンロード

目次

はじめに
1.東日本大震災の伝承に関わる方針と現状
2.震災学習プログラム
3.震災伝承施設
4.アンケートから見る伝承活動の状況
5.特集:新型コロナウイルス影響下での震災伝承活動
6.今後の伝承活動の継続見通し
7.持続可能な震災伝承活動に向けて
おわりに